この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
同棲中の彼とのセックスレスを解消したい!
第5章 糸口
「彼氏さん──旦那さんかな──の、あそこ、でかいんじゃない?」
男の子が前髪をいじりながら言った。
あーそうかも、と女の子も同意する。
「道具使ったら? イキやすい身体になったらいいのよ。あたし、たくさん持ってるよ」
彼女は真面目な顔をして、あっけらかんと言った。
はじめとわたしは思わず顔を見合わせてしまった。
「道具かぁ……考えておくよ」
「考えるより何より、やってみるべきよ。経験ないなら絶対やったほうがいいわ。何事もチャレンジよ! 年齢なんて関係ないわ。あたし、応援してるから!」
彼女の言葉に、はじめは完全に圧されてしまっているようだった。
この女の子だけがそうなのか、それとも若い子の大多数がそうなのか──性に対して開けっぴろげな彼女たちの様子に、わたしたちはすっかり呑まれてしまった。
若い彼らが性欲をうっとうしがらず、そして持て余すことなく楽しめること、それはとても健康的なことだと思った。
わたしは彼女たちを眩しく思いながら、次々出てくるアドバイスを真剣に聞いた。
***
「届いたよ」
夕食後、持ち帰りの仕事をしていたわたしに、郵便物を手にしたはじめが言った。
男の子が前髪をいじりながら言った。
あーそうかも、と女の子も同意する。
「道具使ったら? イキやすい身体になったらいいのよ。あたし、たくさん持ってるよ」
彼女は真面目な顔をして、あっけらかんと言った。
はじめとわたしは思わず顔を見合わせてしまった。
「道具かぁ……考えておくよ」
「考えるより何より、やってみるべきよ。経験ないなら絶対やったほうがいいわ。何事もチャレンジよ! 年齢なんて関係ないわ。あたし、応援してるから!」
彼女の言葉に、はじめは完全に圧されてしまっているようだった。
この女の子だけがそうなのか、それとも若い子の大多数がそうなのか──性に対して開けっぴろげな彼女たちの様子に、わたしたちはすっかり呑まれてしまった。
若い彼らが性欲をうっとうしがらず、そして持て余すことなく楽しめること、それはとても健康的なことだと思った。
わたしは彼女たちを眩しく思いながら、次々出てくるアドバイスを真剣に聞いた。
***
「届いたよ」
夕食後、持ち帰りの仕事をしていたわたしに、郵便物を手にしたはじめが言った。