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濡れて溺れて
第1章 濡れて溺れて
 頭の中が白くなっていき、やがて、己を支配する感覚以外は何もわからなくなる。恥じらいやプライドなどかなぐり捨てて、二人は互いを求め合った。新庄は涙や汗で顔をぐしゃぐしゃにしながら、水沢の暴れ馬を己の中でひしと抱きしめて離さず、また、水沢は、叶うことなら新庄の熱くとろける懐にいつまでも留まっていたいと思った。だが、二人が果てるまではそう長くはなく、キュッキュッと続けざまに締め上げてきた新庄によって水沢も己から迸る愛情を彼女の中にたっぷりと注ぎ込んだ。
 二人分の汗をしっとりと含んで重くなったシーツの上に、新庄はぐったりと体を預けた。水沢は彼女の中に己を入れたまま、暫くその場を動けずにいた。二度の行為を終えた後ではさすがに締め付ける元気も無いようだが、水沢には新庄が口づけを求めているのがわかった。先端を抜き、新庄の上体を起こしてやると、水沢は彼女の唇にそっと触れるだけのキスをする。だんだんと柔らかくなってきた息遣いの中で、彼女は満足そうに微笑んでいた。
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