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薔薇色の鎖
第2章 飼われる
「あっ・・・聡さん・・・っ・・・がっこう・・・いかなきゃっ・・・」

私は途切れ途切れに言葉を紡ぎ、犬のような格好でお尻をつきだしながら彼に訴える。

聡さんは私の腰をつかみ、今私を翻弄している自分自身を更に私の奥深くまでつき立てて言った。

「はっ・・・だって・・・離さないのは玲奈のほうだろう?
僕を奥深くまで欲しくてたまらないという風に絡み付いてるんだから。」

腕はバスローブの紐でくくられ、手の自由は奪われている状況で彼は休む暇なく私の弱い部分を激しく彼自身で刺激を与えていた。

「あっ・・・もうっ・・・イクっ・・・・!」

頭の中で何かがはじけた感覚とともに、思いっきり背中を仰け反らせる。

同時に彼自信もビクビクと反応しながら、ゴム越しに彼の欲望を私のナカに放った。

荒い息をつきながら、彼が私のナカから彼自身を引き抜いた。

「聡さん・・・お願いだから朝は我慢して・・・
腰が立たなくて学校いけなくなっちゃう・・・」

私はのろのろと身体を起こしてそういうと、彼は私の手首の束縛を解きながら言った。

「男性には朝勃ちというものがあってだね。
その勃っている完璧な状況で、となりに僕にとって最高に美味しい玲奈が転がっていたら、もう我慢せずにはいられなくなるんだよ。」

まじめな顔をして彼はそう反論する。

紛れもなく、彼は性欲が人並み以上に強い。

一緒にここに住み始めて三日ほど経った時、10代の男の子だったら狂ったようにセックスしたがるのも解る気もするけど、もう来年30歳になるこの人が底なしの性欲を持てあましているのが今でも不思議だ。
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