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immorality ~哀戦士編~
第1章 皇帝の黒い噂 ~社員調教~
足立里奈の話を聞き、安部は驚きの表情を浮かべていた。
人事異動後、安部は一度も足立の姿を見ていなかった
木元の話を聞く限り、あの明るい足立の変化は、信じられないような話であった
「あの足立君が.....でも木元、その手首の跡だけで、調教と決めつけるのは」
「それに、エレベーターが閉まる瞬間に見えたんだよ」
「なにが?」
「首元にも、荒縄の跡があったんだ」
「えっ!」
「仮に、彼氏とそういうプレイをしたとしても、全身縛るなんてあるか?」
「まあ、そういうのが趣味のヤツなら、出来なくもないだろ」
足立が調教されていると、認めたくない安部
「じゃー、彼氏とのプレイの一貫だとしても、あの別人っぷりはないだろ」
「それは、そうだが...」
「安部、お前も足立ちゃんの、あの何かに怯えてる様な姿を見ればわかるよ」
「.....」
安部は、風間という男の話を思い出し、言葉が出なかった
そして想像する
足立里奈が、調教される姿を...
ビールを手酌で注ぐ木元
「このままいけば、足立ちゃんは❝淫女❞として、ステージで晒し者になる」
「ああ...」
非現実的な噂話、女子社員の調教
安部の唇は、恐怖で蒼ざめていた。
そして、沢渡江梨花の事を考える安部
”江梨花が危ない...”
安部の心に、大きな暗雲が垂れ込める。
~ 第一章 終 ~
人事異動後、安部は一度も足立の姿を見ていなかった
木元の話を聞く限り、あの明るい足立の変化は、信じられないような話であった
「あの足立君が.....でも木元、その手首の跡だけで、調教と決めつけるのは」
「それに、エレベーターが閉まる瞬間に見えたんだよ」
「なにが?」
「首元にも、荒縄の跡があったんだ」
「えっ!」
「仮に、彼氏とそういうプレイをしたとしても、全身縛るなんてあるか?」
「まあ、そういうのが趣味のヤツなら、出来なくもないだろ」
足立が調教されていると、認めたくない安部
「じゃー、彼氏とのプレイの一貫だとしても、あの別人っぷりはないだろ」
「それは、そうだが...」
「安部、お前も足立ちゃんの、あの何かに怯えてる様な姿を見ればわかるよ」
「.....」
安部は、風間という男の話を思い出し、言葉が出なかった
そして想像する
足立里奈が、調教される姿を...
ビールを手酌で注ぐ木元
「このままいけば、足立ちゃんは❝淫女❞として、ステージで晒し者になる」
「ああ...」
非現実的な噂話、女子社員の調教
安部の唇は、恐怖で蒼ざめていた。
そして、沢渡江梨花の事を考える安部
”江梨花が危ない...”
安部の心に、大きな暗雲が垂れ込める。
~ 第一章 終 ~