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immorality ~哀戦士編~
第4章 妻の背徳行為 ~驚天動地~
...
帰宅を急ぐ涼子は、オレンジ色の酒を、残り一口まで飲みすすめていた。

その一口を、流し込むように飲みこみ、涼子はグラスを空けた
「はぁぁぁ…」
大きく息を吐く涼子に、小木曽が声を掛ける
「素晴らしい飲みっぷりです」
「ああ、いいえ…それでは失礼します」
急いで帰ろうとする涼子
しかし、椅子から下りようとした瞬間だった
「きゃっ!」
涼子はよろめき、床に倒れ込んんでしまった
すぐに小木曽が、倒れた涼子の上半身を抱き起す
「奥さん、大丈夫ですか?」
「あぁ、はい.....いや…ダメかも…」
小木曽の顔が、グルグルと回って見えた
涼子の全身は、強いアルコールに浸食されていた
「はぁぁ…はぁぁ…はぁぁ…」
目を閉じて、息を荒げる涼子
怪我はしていないようだが、酩酊状態だと分かる
「奥さん、立てますか?」
「はぁぁ…はい…」
涼子の気のない返事に、小木曽の顔はニヤついていた。
...
床に座り込んだまま、涼子の体を抱きかかえる小木曽
すると小木曽は、涼子の胸の膨らみに、手を這わせていく
そして、軽く揉み始めるが、反応はなかった
「くふふふふっ...」
不敵に笑う小木曽
カウンターに立つ、マスターの顔もニヤけている。

小木曽の計画は、思惑通りに進んでいた。
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