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immorality ~哀戦士編~
第2章 元秘書の覚悟 ~反乱計画~
~会社近くの居酒屋~
・-・ 18:37 ・-・
安部と木元の密談は続いていた。
連絡の取れない、沢渡江梨花の近況が気になる安部
「なあ木元、江梨花は今どうしてるんだ?」
「今は研修期間という事で、先輩秘書から教育を受けているらしい」
「なぜ、連絡が取れないんだ?」
「それは研修中だし...それに、畑違いの仕事だし、大変なんだろ」
「それにしても、メールの返信ぐらい出来るだろっ!!!」
声を荒げる安部
「おいおいっ、俺に言われたって・・・」
「すっすまん...つい」
「何がついだよっ!まったく」
ムキになる安部に、呆れる木元
「そうだよな...本当にすまん」
恥ずかしそうに謝る安部
木元は安部が、沢渡江梨花に惚れ込んでしまっている事を危惧する
「なあ安部、お前...江梨花ちゃんに、のめり込み過ぎじゃないか?」
「えっ!」
「あんな綺麗なカミさんいるんだから、本気になるなよ」
「分かってるよ!ただ、あんな話を聞いたら...」
羞恥で、顔を真っ赤に染める安部
安部はグラスに残ったビールを、一気に飲み干した。
・-・ 18:37 ・-・
安部と木元の密談は続いていた。
連絡の取れない、沢渡江梨花の近況が気になる安部
「なあ木元、江梨花は今どうしてるんだ?」
「今は研修期間という事で、先輩秘書から教育を受けているらしい」
「なぜ、連絡が取れないんだ?」
「それは研修中だし...それに、畑違いの仕事だし、大変なんだろ」
「それにしても、メールの返信ぐらい出来るだろっ!!!」
声を荒げる安部
「おいおいっ、俺に言われたって・・・」
「すっすまん...つい」
「何がついだよっ!まったく」
ムキになる安部に、呆れる木元
「そうだよな...本当にすまん」
恥ずかしそうに謝る安部
木元は安部が、沢渡江梨花に惚れ込んでしまっている事を危惧する
「なあ安部、お前...江梨花ちゃんに、のめり込み過ぎじゃないか?」
「えっ!」
「あんな綺麗なカミさんいるんだから、本気になるなよ」
「分かってるよ!ただ、あんな話を聞いたら...」
羞恥で、顔を真っ赤に染める安部
安部はグラスに残ったビールを、一気に飲み干した。