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immorality ~哀戦士編~
第5章 部下との情事 ~妖姿媚態~
~蛍乃支社(元本社)ビル 5階~ 技術開発部
・-・ 7:53 ・-・
明け方まで仕事をした安部は、打合せで使うソファーで眠っていた。

ガンガンに効いた冷房に、大きな体を丸めて眠る安部
その安部に近づく、一人の女
通勤で着て来た自分の上着を、安部の上半身に掛ける
すると女は、安部の首元に顔を近づけた
♪クンッ…クンッ…
そして女は、課内のゴミを集め、ゴミ置場へと向かって行った。

彼女の名は
”森下真希”(もりした まき)26歳
・技術開発部技術課 所属
・160㎝、48㎏
・B78-W58-H83(Bカップ)
・肩までの黒髪ショートカット
・目が悪く、眼鏡使用
・性格は真面目で、おとなしく地味

真希は8時前に出社し、課内のゴミを捨ててから、制服に着替えるのが日課だった。

真希が更衣室で着替えて課内に戻ると、安部は起きていた
「あっ課長、おはようございます」
「おはよう!これ君のだよね..有難う」
安部は、真希の上着を返した
「どういたしまして。課長、また泊りですか?」
「ああ」
「まだ早いですから、もう少し休んでた方がいいですよ」
「いや大丈夫。ちょっとタバコ吸ってくるよ」
安部は休憩室へと向かった。
...
コーヒーを飲みながら、昨夜の事を思い出す安部
目からは自然と、涙がこぼれていた。
...
♪ガチャッ
喫煙所の扉が開き、真希が入って来た
「課長、これっ…えっ!?」
真希は、安部の涙を見て固まった
慌てて涙を拭う安部
「あっああ、どっどうした森下さん」
「あのっ…これ、使って下さい」
真希は、タオルと歯磨きセットを安部に渡し、戻っていった
「参ったな...」
タバコに火を点ける安部
部下に泣いてるとこ見られ、どう説明するかを考える安部だった。
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