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第2章 元秘書の覚悟　～反乱計画～

･～･ 2週間と少し前 ･～･

大幅な人事異動が発表される3日前、秘書達が集められた
そして、秘書室残留をかけた『適応能力試験』なるものが行われた。

受験者は7人
元々ココにいた、秘書全員である
試験官は、大田原をはじめ、大田原の部下3人の計4人。

一次試験は《容姿と体力測定》
7人の受験者（元秘書）は、水着に着替えるよう指示を受ける
そして渡された水着は、布地の面積が少ない三角ビキニ
しかも生地が薄く裏地もない、お粗末な代物だった。
...
7人の受験者は、戸惑いながらも三角ビキニを身に着ける
そして試験官の前で、ポーズをとった。

立ちポーズに座る仕草、ウォーキング等の所作を見せる
それを見て、4人の試験官が各自採点していく。
続いて、一般的に行われる、背筋、腹筋、前屈、反復横跳び等の体力測定
さらに、ブリッジにヒンズースクワットが行われた
小さな三角ビキニは、激しい動きでズレたり、くい込んだりでハプニングの連続だった
乳首や臀部、陰毛を晒す者、中には具を見せる者までいた
極めつけは、試験官を相手に相撲
それはもう、究極のセクハラであった
それら全て終え、一次試験は終了した。

5分も経たず、すぐに合否の判定が下される
合格者は5人！
翌日の試験時間が告げられ、5人の合格者は帰宅した
一方の不合格となった2人は、人事異動の告知日まで自宅待機を命じられた。