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第2章 元秘書の覚悟　～反乱計画～

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そこで風間は、葉子にある提案をする
それは、二次試験を受けて、合格後に辞退をするという事だった。

風間が言うには
大田原が第一秘書に決めているという事は、葉子の事を、かなり気に入ってる証拠
辞退しても、自分の息の掛かる総務部に、葉子を異動させるはずと読んだ。
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ただし、二次試験を受けるという事は
自分の、恥ずかしいデーターや画像を、大田原に握られる事となる
それでも、秘書室に残るよりは、暫らく安全だと言う
第一秘書になれば、すぐに調教を受ける事になるらしい
そして風間は、こう言い切った
「そのデータは、必ず私が回収する」と...
風間は忠実な部下を演じ、確実に大田原の信用を得てきた
そして、このビルにまで、大田原と一緒にやって来た
現在、大田原のいる元社長室の出入りもでき、PCに触れる事が可能だと言う。
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葉子は、その話しに乗り、二次試験を受けてから辞退した
そして、風間の読み通り、総務部庶務一課に異動となった。