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篠突く - 禁断の果実 -
第12章 過去編五話 初めての
 燃え滾るような熱が下腹部に広がっていく。早く彼女の中へ入りたいと思う自分と、彼女のことも気持ち良くさせなければと思う自分とが拮抗する。熱の上がった陰茎が、まだか、まだかというふうに彼を急かす。
 だが、その葛藤は、悠の言葉によって終わりを告げた。

「……孝哉、辛いでしょ。もうシてもいいわよ」
「でも……」
「私なら大丈夫だから」

 悠は腕を伸ばして、孝哉を求めるような素振りをした。勿論恥ずかしさはあるが、ここは姉として、歳上の女として、孝哉を甘えさせたいと思った。
 躊躇していた孝哉だったが、己を責め立てる熱に負け、悠の言葉に甘えてしまった。

「……ごめん」

 孝哉は悠の肩を抱き、八千代椿に軽い口づけを落とした。
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