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淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第11章 堕落への恐怖
それから後のことは、あまり覚えていない。ただ、代るがわる男性に犯され、苦しいと思うほど欲情がどんどん高まり、何度も涙を流した記憶は残っている。
監視の中、何人もの男性に犯される私の姿を、冬木様は美しいと言う。
冬木様が、恥辱に塗れた私を見ている。冬木様の視線を感じるほど、淫らな熱が燃え盛ってゆく。
冬木様。私の心は、身体は、一体どうなってしまったのですか。
真仁。このような行為に絡め取られ、こんな身体になってしまった妻のことを、嫌わないでいてくれるでしょうか。
道徳や倫理とは、完全に切り離された世界。
この異様な世界で、私はいつまで生き続けられるかわからないけど、浸っていたい。従い続けていたい。冬木様に。
最後に息を吹き返したのは、私の喉元を締め付ける、冬木様の猟奇的な手に気づいたときだった。ずっと、欲し続けていた。他の誰とも違う、私を苦しめながら快楽を与える、特別な行為。
欲に塗れきった身体をじわじわと嬲られ、深い海底へと、私は沈められていった。
恥辱の時間は、まだまだ終わらない。
監視の中、何人もの男性に犯される私の姿を、冬木様は美しいと言う。
冬木様が、恥辱に塗れた私を見ている。冬木様の視線を感じるほど、淫らな熱が燃え盛ってゆく。
冬木様。私の心は、身体は、一体どうなってしまったのですか。
真仁。このような行為に絡め取られ、こんな身体になってしまった妻のことを、嫌わないでいてくれるでしょうか。
道徳や倫理とは、完全に切り離された世界。
この異様な世界で、私はいつまで生き続けられるかわからないけど、浸っていたい。従い続けていたい。冬木様に。
最後に息を吹き返したのは、私の喉元を締め付ける、冬木様の猟奇的な手に気づいたときだった。ずっと、欲し続けていた。他の誰とも違う、私を苦しめながら快楽を与える、特別な行為。
欲に塗れきった身体をじわじわと嬲られ、深い海底へと、私は沈められていった。
恥辱の時間は、まだまだ終わらない。