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淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第12章 雌の身体
「最近、肌が綺麗になったな。」
先日、いつものようにたくさんの男性と交接した日の夜。ピアノレッスンの名目で帰宅した私を、先に帰宅していた夫が出迎えてくれた。
数々の男性の体液に塗れ、冬木様の手によって嬲られた、私の皮膚。
何度洗い上げても、心身に染み付いた被虐の記憶は消えるどころか、日ごとに鮮明になり刻印される。精神の奥深くにまで刻まれ、コントロールされる。
狡猾に、複数の快楽を求める動物の正体が、私だ。夫との平穏な生活の裏で、他の男性に必死で犯される自分。
交わった後は疲労と共に、充実感に満たされる。その充実感は翌日、時には翌々日まで継続し、私は大丈夫、生きていてもいいのだという思いをもたらす。
いつか、この行為がおぞましいものだったと、思い返す日がくるのだろうか。
先日、いつものようにたくさんの男性と交接した日の夜。ピアノレッスンの名目で帰宅した私を、先に帰宅していた夫が出迎えてくれた。
数々の男性の体液に塗れ、冬木様の手によって嬲られた、私の皮膚。
何度洗い上げても、心身に染み付いた被虐の記憶は消えるどころか、日ごとに鮮明になり刻印される。精神の奥深くにまで刻まれ、コントロールされる。
狡猾に、複数の快楽を求める動物の正体が、私だ。夫との平穏な生活の裏で、他の男性に必死で犯される自分。
交わった後は疲労と共に、充実感に満たされる。その充実感は翌日、時には翌々日まで継続し、私は大丈夫、生きていてもいいのだという思いをもたらす。
いつか、この行為がおぞましいものだったと、思い返す日がくるのだろうか。