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ヒミツクラブ
第1章 秘密クラブ…
進級して最上級生になった誠は後輩である真白を連れて寮の裏手にある林の方に向かって歩いている。

「神谷先輩どこ行くんですか?こっち確か立ち入り禁止区域…」

「いいから黙って付いて来いよ?拓哉…大丈夫だ!」

後ろを付いて来る真白にそう言い不敵な笑みを浮かべ林の中へと入って行く。

真白は後ろから神谷に付いて行きながら前を歩く先輩を見てこのマンモス校の中でナンバーワンの成績しかも何処かの会社経営者の息子で顔は美男子ではないがガリ勉タイプでもない普通のタイプだ。

どうして自分がこの先輩に声を掛けられてここに来たのか…

昼休み教室で皆と昼食のパンを食べながら談笑していた…

「おーい真白拓哉っているか〜?」

談笑していた真白は教室の入り口の方を振り返り声の主を確認した他にいた友人達も一緒に…

「?は、はい!」

「おお!お前かぁ…ナルホド…イケメンで頭脳明晰この学年トップ…だったよな?」

真白は先輩で有名な神谷に自身の事を言われ少し困惑しなから手招きする先輩の前に立って

「えっ?あの…せ、先輩?」

「おっ!悪い!お前今日の放課後俺に付き合ってくれ!寮の方にはもう申請されてる…明日、明後日予定ないよな?」

いきなり訪ねて来た先輩に有無を言わせない言動に反射的に返事をし言葉に詰まった真白は…

「今日の放課後とこの土日もですか?なんでですか?…」

疑問を言いきる前に神谷は手を出して遮り

「質問はここでは答えられない!とにかくお前放課後ここで俺を待ってろ!いいな?」

はじめて話す先輩の言葉は反論は許さないと顔言って居てそれ以上の疑問と質問に真白は沈黙し頷き返事する。

「じゃあ、後で!あっ!お前トイレ行きたくない?連れション付き合え!」

その返事を聞く事なくトイレまで連れて行かれ連れションをして神谷にまた疑問を言いかけた真白を制しトイレを済ませて手洗いの時に一言だけ

「ふっ!お前好きな子いるか?」

「?いえ…今は…」

「ふーん…じゃ童貞?」

「それは卒業しましたってなんの話ですか?」

「いや!ここでは話せないって言ったろ?とりあえず放課後迎えに行くから待ってろ!」

そう言い残して神谷は去っていった…友達も質問したそうだったが真白の顔に???だったらしく分かったら教えてくれとそれぞれの教室を戻って行った。
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