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ヒミツクラブ
第4章 後輩指導【女】
優弥からの電話で呼び出しを受け何事かと思って行くと懐かしいクラブに案内され部屋をみると晶が二人を相手に笑っていた…

「あ、晶?な、なんで?」

固まってどもる瞳に近づいて腰を抱いてソファーに座らせニコニコと笑って瞳を見ている…

「ああ!君があんまりこの子達を褒めるからイジメに来たら逆に脅された…」

「脅してませんよ!お願いしただけで…わざわざ来て貰ったのは…」


「あっ!ま、まて!お前何を?そんなの聞いてないぞ?大体瞳を呼び出して…」

「誠さん〜大丈夫ですって変な事はしませんよ!大先輩もいるし…」

「嘘つけ!お前絶対ロクでもない事考えてるだろう!前科があるんだ!」

「もういいですって!黙っててくださいよ!」

「うふふ!貴方達まだ漫才してるの?後輩に笑われるわよ?」

「もういいから少し黙って俺の要件を聞いてよ!」

晶は爆笑している…

「晶さん!笑ってないで助けてくれるんじゃ…まぁいいや!瞳の部屋寝室のベッドダブルだったよね?引っ越し業者さんの見積もりが俺の所にも来てたんだ…でもあれじゃ部屋に合わないだろう?買った形跡もないからさ…近日中にベットの業者さん行くからフレームと寝心地のいいマット選んでね?晶さんと一緒に?」

「「「はっ?」」」

拓哉はニコニコと続ける…

「だってベット重要でしょ?お金はもう払ったからキングかクィーンサイズのベットとサイドテーブルとその他諸々セットで!晶さんとそこでいちゃいちゃして俺の卒業後に頑張って子作りしてね!」

「「「……は?」」」

誠はソファーにズルと身体を滑らせすぐ起きて…

「んなもんいつ用意してた!アホかぁ!余計なお世話って言葉知ってっか?」

「ええ〜!そんな拗ねなくても誠さんの時はもっとスゲ〜のにしますよ?」

「い、いらんわ!ドアホ!」


「た、拓哉?い、いつそんなの用意して?」

「ん?決まってるでしょ?晶さん家に連れ込んだすぐ後…言ってあったでしょ?変なの来たら即撃退で即俺に報告あるの!だから慌てて用意した!あっ!もう心配ないからガード外すね?」

男性二人は唖然と拓哉を見て瞳は真っ赤に…


「じゃあ何か?俺が釣り合わないって思ったら撃退されてたのか?」

「?当然でしょ?報告は逐一受けてましたから…でも大丈夫だったでしょう?」
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