パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 新任副顧問 花沢静

翌朝

二人は昨夜約束した時間に開発部屋に行くと拓哉が待っていた…

「「おはようございます！」」

「おう！部屋大丈夫だったか？」

「「はい！」」

静はもう少ししたらここに来るからそれまでに朝飯を食べようと上に上がり済ませて戻って来た…

「誰が連れて来るんですか？」

「ああ…優香と誠さんだよ。」

「え？二人で？」

「ああ…生徒同様にある程度の説明はするんだけど相手が相手だからな…優香一人は厳しい…誠さんが理事長室で丸め込んで連れて来るよ…」

約束より遅れて誠が静を連れて現れた…基本生徒の指名がある場合は教員は拒否出来ない事になって居る…

「すまん…遅くなった…花沢先生…入って下さい…」

お嬢様って感じのフランス人形を実物大にしたような美しい教員が無表情のまま入って来た…拓哉はベットの淵に座り徹はソファーに座り達也が立って静の元に来て…

「あそこのソファーに掛けて貰えますか？」

そう言うと怒りを露わにして

「貴方達、私をここに呼ぶなんてお父様が知ったらただじゃ済まないわよ？」

「残念ながらその言葉はここでは意味がない事は知っていると思うけど？」

静が拓哉を睨んで…

「貴方は？」

「ここの責任者！知っての通りここでは俺が法律！そしてその二人は俺の次の責任者になる後輩かな？達也！座って貰え！」

「花沢先生…さあ…」

達也をひと睨みし勧められたソファーに座り…

「ここの内容はさっき教えて貰ったわ…お父様に連絡して頂戴！」

またしても拓哉が…

「誠さんモニターお願いします…」

「ああ！」

部屋を出て行った少し後モニターがベットの前に降りて来て三人の方に画面が映し出された…

「貴女の言うお父様達からのメッセージですよ？確認して下さい…」

モニターには数名の大人が鮮明に映し出され中央に苦虫を噛み潰したような静の父がいて静は期待を込めてその映像を見ていた…

映像から発せられる言葉に静はドンドン青ざめて静の父が最後に…

「静…クラブ繁栄の為に尽力して欲しい！そこは私でも力が及ばない場所だ…拓哉君と次代のリーダーに……」

震えながらその言葉を静に向けて話終えるとモニターが元の場所に戻って行く…

「静？理解してくれたかな？別に酷い事はしないから…その二人の話を聞いて納得して欲しい…二人共…始めろ！」