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ヒミツクラブ
第10章 果奈、摩耶【アナルセックス】
達也が少し怯えて…

「あ、あのなぜ…今それを?」

「…本来ここでやらなくていい調教なんて真似を俺はお前らにやらせている…今は俺が居るからやりたいと思っても無意識にブレーキをかける…1年後に俺が居なくなってお前らがここを仕切る時には正直やる方法はいくらでもある…それを抑止するためとお前らが逸脱しない為かな…それと…俺について行こうと大学を変更しただろう?」

「……はい!もっと色々吸収したいですし…」

「俺も…」

「やめた方がいい…俺に潰される事になる…お前らの望むものはほぼ手に入ってるだろう?ここを普通にクリアして元の志望先に行って好きなように頑張れ!この録画を見て話を聞いたお前らの顔を見てそう言っている…ついては来れない!!俺はまだ力半分で物事をしている…それでもいいなら好きにすればいいさ…別に怒りはしない…お前らの判断で動け!」

笑って2人の頭をぐしゃぐしゃと撫でモニター室を出て行く…
2人はしばらく呆然として顔を見合わせた…

「なぁ…誠先輩の連絡先残してるか?」

「……ああ!」

「今の話…結局…俺たちのために香織をあんなにしたんだよな?」

「多分…正直あの人バケモンだよ…絶対に勝てないし…でも…スゲーいい人だ…誠先輩に連絡したらバレると思う…それでもするか?」

「俺はする!!話を聞いてからでも遅くはない!!俺たちがダメな事を全てやる拓哉さんは何かおかしい…誠先輩は知ってる気がするんだよ…最初の方は良く分からなかったけど…俺たちスゲー人と一緒に居る気がする…それを今の理由でついてくるなって言われて納得出来ないし…」

「……同感だな!俺たちバカな事してるぞ?」

「そんなの知らない!突き放されて…はい!そうですかはイヤだ…」

2人はモニター室を出て達也の部屋に入って誠にどう説明するかを思案して達也が連絡を入れた…

誠は話を聞いてため息をついて

「あのバカ!わかった…今から言う場所に2人で来い!」

達也が返事をして速攻で学校を出て待ち合わせ場所に急いだ…
拓哉は2人の動向に目を光らせて居たが…まさか誠に会いに行くとは思っても見なかった…それも2人揃って…仕方なくクラブの女性メンバーに連絡を入れ2人を追う形で出て行く…
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