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第14章 愛・愛美【性感開発】

「ホントは昨日はみんな相手居たから拓哉さんはここに居ないはずだったんだよ…まさか暇つぶしにモニターで俺らも含め見てたらしい…お前顔を合わせたんだろ？」

「…えっ？ええ…」

「それが災難だっての…会わなきゃ今日のこれは無かったからな…元々一年の間は緩めにって言われてたんだよ…だからお前の事もある程度は目を瞑っているが絶対に改善が必要なところだけ矯正したが…」

「まぁ…拓哉さんがやれって言ってる以上…ノルマは達成してもらわないと困る…で聞くが射精コントロール…いや早漏防止の為に教えた呼吸法諸々を俺にもう一度説明して見ろ…あと毎日どう部屋で過ごしてる？言っとくがこっちは全部知ってるからそのつもりで答えろ…」

「……はい」

そのあと少し躓きはあったがほぼ問題ない内容で答えた…要するに興奮してそれを疎かにした場面を運悪く拓哉に見られた…

「……はぁ…まぁ…ギリギリセーフって所か…お前…遊びたいのか？」

類が俯いたのを見て苦笑する…

「女遊びや違法行為は絶対にダメだが…目一杯遊んでいいんだぜ？ここに来る為の訓練とそれに伴う事はしなきゃならないが他は自由だ…毎日ずっとここの事なんか出来る訳ねぇ！学生が許されているものは自由に遊べよ…友達と出掛けるも良し！予め俺に連絡さえくれて決まった時間にここに来る事は絶対だが…まぁそれも守れないような人間はここには要らないけど…だから好きなだけ遊べよ…誰かにダメって言われたのか？」

類はポカンとして聞いている…

「おい！聞いてるのか？」

「えっ！あっ！はい！」

「で…誰かに遊んだらダメだって言われたのか？」

「…いえ…ここに居る為にはそれなりの努力が必要ってわかったから色々考えて…」

「クスクス…お前…不器用だな…勉強は当然の結果が必要だ！それが低下する程遊ぶなら別だが…ここに来る時間と予定は予め指示してあるだろう？何のためにそうしてると思ってる？俺も徹も遊んでるぜ？ああ…仁はな…もう目標があるからそれを最優先に考えて動くように徹が教えてたからな…今は遊ぶ余裕がないんだろう…がお前はまだ余裕あるだろう？やりたい事でもあってそれの勉強に勤しんでる訳じゃないんだろう？」

「はい…」

「なら別に空き時間は目一杯遊べば？」