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君がため(教師と教育実習生)《長編》
第9章 しのちゃんの受難(五)

 研修に必要な資料をプリントアウトして、ファイルに入れる。
 机は施錠して、パソコンとプリンタの電源を落とし、ケトルの電源も抜いておく。
 準備室も施錠、プレートを「不在」にして、職員室へ。

 会議室ではなく職員室にいた佐久間先生と里見くん、まだ仕事中の先生方に挨拶をして、帰宅する。
 傘を差しながら独身寮に向かう途中で、スマートフォンが震えた。

『今日帰りに寄っていいですか?』

 トイレにでも行ってメッセージを作ったのだろうか。
 帰宅の挨拶をするときに、里見くんが私に熱い視線を寄越さなかった理由がわかった。
 今日、来る気満々だったんだな。

 さて、どうしよう。

 準備室でもキスをさせなかったので、たぶん、かなり我慢しているはずだ。明後日まで我慢を強いるか、今日少しは満足させてあげるか。

 さて、どうしようかな。

『いいですよ。夕飯作っておきます』
『ありがとうございます!』

 すぐ返事が返ってきたので苦笑する。トイレでガッツポーズとかしていないといいんだけど。
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