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君がため(教師と教育実習生)《長編》
第10章 しのちゃんの受難(六)

 荒い息を吐き出して、短く浅い呼吸をして。
 本当は、貫きたくて穿ちたくて精を吐き出したくて――私の心を手に入れたくて仕方がない恋人を、肩越しに見る。

「宗介」

 手を、離さないで。しっかり、繋げていて。
 ぎゅっと、握りしめる。

「宗介が、欲しい」
「っあ、小夜!」

 ぶるぶるっと宗介の体が震えた。同時に、中のものが一層硬度を増す。
 ……一気に来ちゃったんだね。

 恍惚に満ちた目に、一層色気を漂わせて、宗介は深いため息を吐き出す。
 それでも、宗介は律儀に浅い注挿を繰り返す。本当は奥へ穿ちたいだろうに。

「はっ、あっ、ああーっ、いくっ」
「来て、小夜。俺もすぐ」
「そーすけっ、あ、イッ――ううぅッ!」

 眼前で白い光が弾ける。嬌声は枕に押し込んだまま、ぎゅっと目をつぶる。
 ぐじゅぐじゅに掻き回された膣内は、甘美な痺れと宗介の硬さを享受し、痙攣を繰り返す。

「はっ、は、あ、あぁ、あああ!」

 イッたばかりの膣内の襞が擦られて、悲鳴が出る。我慢に我慢を重ねた宗介の肉棒が、奥へ奥へと進む。

 根元まで熱を埋め込まれると、本当に苦しい。苦しいけど気持ち良くて、どうにかなってしまいそうだ。

「そ、すけ……あぁぁ!」

 ぎゅうと手を引っ張られて枕から引きはがされると、宗介の先端がさらに私の奥へ追いやられる。
 体が、中が、震える。
 イッたばかりなのに――波が、引かない。引いてくれるどころか、まだ、来る。
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