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君がため(教師と教育実習生)《長編》
第3章 しのちゃんの受難(二)

 悩んだ。私にしては、悩んだ。
 赤か、白か。選択肢は二つしかない。
 悩んだ結果、赤を手に取り、耳につけた。
 一瞬、里見くんの嬉しそうな顔が脳裏をよぎる。白を選べば、きっと彼は悲しげな表情になるだろう。私の行動で誰かの表情が変わるなら、良いほうがいいはずだ。
 赤いルビーのピアスは、私の気持ちも上げてくれる。赤い下着がテンションを上げてくれるのと同じ原理なのかもしれない。

 自転車を漕ぎながら、鼻歌を口ずさむ。何年ぶりかにピアスを変えて、テンションが上がらないわけがなかった。
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