この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
誰よりも君を愛する
第21章 夜のデザート
亜矢子は良雄がゴルフから帰って来ると一目散に玄関まで駆けていき良雄に抱きついた。
『た、ただいま~どうしたの?嬉しいけど‥』
『嬉しいの‥会いたかったの』
『寂しかったのかな?‥』
亜矢子はそれには答えず良雄のバックを受け取りリビングに入った。
『お風呂の用意出来てます‥すぐ入りますか?』
『亜矢子も一緒に入ろ』
『私さっきシャワー浴びたから‥旦那様たまには一人でのんびり入って下さい』
『なーんだぁ残念だなぁ』
良雄が一人で脱衣所にいくと洗濯機の中に亜矢子の脱ぎたての下着が見えた。
良雄は水色のパンティを手にとると、何だかシットリとして微かな重みを感じた。
(あれ?スゴいシミだな、湿ってる‥お漏らしか?)
クンクン‥スーッ‥ハーァ
(ちょっとオシッコ臭いけど‥)
ペロペロ‥
(ん‥ヌルヌルしてる‥)
良雄は風呂から上がり食事をしながら亜矢子の様子を観察している
『今日はごめんね、1日何してたの?』
『デパート行って偶然美波さんに会って‥クリニックのプライベートルームに誘われて~裕子さんも来たので3人でお茶しました。』
『あの二人と?』
美波と裕子が恋人だと良雄も知ってると言っていたが、今日の恋人リングの話はしなかった。
『楽しかったですよ(笑)プライベートルームもとても素敵でホテルのスイートルームみたいでした。旦那様は行ったことは?』
『落成式に行った時に見たよ‥それで?何を話したの?』
『うーん、色々です‥世間話です‥忘れちゃったけど(笑)』
『ふーん世間話ねぇ~』
(こりゃなんかあったな)良雄はピンときていた。