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誰よりも君を愛する
第22章 甘い誘惑
美波と亜矢子がアイスティーを飲んでいる時に半日診療を終えた良雄から電話が来た。
『迎えに来てくれるそうです。』
『塗り薬どうする?持って帰るか、通院するか‥(笑)』
亜矢子は考えた‥
『貰って帰ります‥通院を続けたら私‥』
『クセになりそう‥?なんてねぇ(笑)』
『はい(笑)』
『今はそれがイイかもね、でもいつか‥ね(笑)良雄には絶対に秘密よ、スゴい嫉妬深いから根に持つタイプだし~気をつけなさい(笑)』
窓の外を見ていた美波が良雄の車を見て手を降って合図した。
美波は部屋を出る亜矢子にハグをした。
『亜矢ちゃんの‥とっても可愛いかったわ』
『美波先生っ‥ありがとうございました。』
美波は良雄の車に乗り込む亜矢子に窓から手を降って見送った。
『ただいま旦那様‥』
『おかえりー薬は?』
『通院しなくて大丈夫みたいです。貰って来たので自分で塗ります(笑)』
『君の夫は医者だぞ!僕がお塗りします(笑)』
亜矢子はほんの少し美波さんの魔法にかかっただけ‥旦那様ごめんなさい‥
亜矢子は心の中でつぶやいた。