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誰よりも君を愛する
第9章 かばん③

亜矢子は部屋をキョロキョロ見渡しながら
『こちらの旅館は本当にスゴイですね、もしかして隠しカメラがついてるとか??』
『一応常連客だからね、食事時間は毎回同じだから、コッチがあちらに合わせてるみたいなもんだよ』
『朝からこんなにシッカリ和食なんて久しぶりです‥』
『僕もだよ。朝はコーヒーとかフルーツとか、簡単にすませてるから‥これからも‥だからわざわざ頑張って朝食を作らなくてイイからね~』
『わかりました旦那様、お昼は?』
『お昼は看護師の誰かがついでにって‥毎日弁当を作ってきてくれてるから‥』
『先生はモテるんですね~』
『やきもち?』
『違います!だけどこれからは私が作りますので!』
良雄は明らかに嫉妬してる亜矢子がますます可愛いくなった。
ペロリと朝食を食べ終えた二人。
良雄は寝室に亜矢子を呼んでベットに上下お揃いの下着をところ狭しと並べて見せた。
『亜矢子今日はどれにする?』
『ええっ!‥こんなに持って来られたんですか?
コレ、すごいど派手!』
亜矢子が手に取ったのはショッキングピンクの総レース。
『あ、コレも穴あき‥あ、コレも‥あ、コレも穴あき‥これはヒモで作ったみたい‥』
良雄がニコニコしてるので仕方なく手にしたショッキングピンクの下着を付けた。
『亜矢子は何を着ても可愛らしいな‥』
そしてもう1つ手渡したのが淡いオレンジ色の膝丈位のフレアのワンピース。
『可愛い~っ!‥でも、旦那様の好みがよくわからなくなりました。』
『清楚な亜矢子が実はエッチな下着を付けてるのが僕の好みさ』
昼は貞淑な妻、夜は娼婦の如くあれ‥

