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セイント・イリス ~淫辱の天使達~
第2章 天使達の散華
 それを見ていたヴァイス兵達は少女達に聞こえるようにわざとらしく言った。
『キヒヒッ! 見ロヨ、アノ女ノ胸……スゲェ震エテヤガルゼ!』
『ダッタラアノ女ナンカ、清楚ナフリシテアンナニ濡ラシテヤガルゼ』
『アノ女ハ気ガ強ソウナ顔シテ泣キべそカイテルゾ』
『ドイツモコイツモま○こガ透ケテ丸見エダゼェ、ヒヒヒッ!』
『ッタク、何考エテンダカ、イヤラシイィィ!』
『『『『『アハハハハッ!』』』』』
 ヴァイス兵達は大声で笑い出した。
 するとギアが会話に割り込んで来た。
「おいおい、止さないか……彼女達も必死で頑張っているのだ。笑っていては失礼と言う物だぞ」
『ソレモソウデスヨネェ、ギャハハハッ!』
『ホラホラ小娘ドモ! 将軍モ期待シテオラレルンダゾ!』
『モット必死ニ腰振リヤガレ! 何時マデ経ッテモ終ワラネェゾォ!』
「くっ、よくも……ぬけぬけ……と……ああぁっ!」
 レッドはギアやヴァイス兵達を睨みつけた。
 
 少女達はついに最後の時を迎えようとしていた。
 ピッチが速まると身体の奥底から熱い物がこみ上げて来るのが分かった。
「ああっ、来るっ、何か来ちゃうぅ――っ!」
「やはあっ! 体が熱いっ、熱いよぉぉ―――っ!」
「みんな、一緒よ、一緒だからね、ねっ? ああんっ!」
「ええっ、みんなで頂しましょう、みんなでぇ、はああっ!」
「きゃうぅ! お汁が噴き出してるっ、おっぱいのブルブルも、気持ちいいよぉ――っ!」
「もう、もう限界! イクっ! ボク、イッちゃうぅ―――っ!」
「あああっ! もうダメぇぇえ―――っ!」
 ついに少女達は限界を突破、全身に禁断の刺激が駆け巡った。
「「「「「「「ああああああぁぁ――――――っ!」」」」」」」
 少女達はついに昇りつめた。
 生まれて初めて迎えた絶頂に気力を使い果たし、小さな肢体を小刻みに痙攣させると、全身から力が抜けて肩を落として首を垂れた。
 セイント・イリス達はしばらく絶頂の余韻に酔いしれた。
 僅かだが口の端が上にあがり、焦点の合わない目で両肩で息を整えた。
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