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セイント・イリス ~淫辱の天使達~
第2章 天使達の散華
「い、今の……どうだった?」
 やがて正気を取り戻したレッドが息を荒くしながら将軍ギアを見つめる。
 すると将軍ギアは口をへの字に曲げて言った。
「そうだな……確かに7人同時だったな、文句のつけどころが無い」
「だ、だったら……」
「ヴァイス兵達よ、やっと出番が来たぞ」
「……えっ?」
 少女達の顔が強張った。
 『『『『『了解!』』』』』
 ヴァイス兵は『待ってましたと』と言わんばかりに敬礼をするとセイント・イリス達に近付いてその厳つい手を柔らかい肢体に触れた。
「きゃああっ! 何? 何なのよぉ?」
「や、約束が違うわ!」
「約束? 何の事だ?」
 将軍ギアは目を細め、わざとらしく尋ねる。
「だ、だって……全員一緒にイったら開放するって……」
「誤解してもらっては困る、私はただ『考えてやる』と言っただけだ。そもそも敵に塩を送る馬鹿などおるまい」
「そ、そんな……騙したのね、卑怯者!」
「おろか者め、負けた時点でお前達は奴隷として生きる以外に道は無いのだ」
「ああっ、そんなぁ!」
「さぁヴァイス兵達よ、その小娘達にとくと敗北の味を教えてやるのだ」
『ハッ!』
 将軍ギアの言葉にヴァイス兵達は頷いた。
少女達は両手足を固定されているベルトを外されると木馬から引きずり降ろされ、胸のバイブレターを取り外した。
「いやああっ! 離して、離してよぉ!」
『オラ! 大人シクシロ!』
『ギャーギャー騒グンジャネェ!』
 暴れるセイント・イリス達をそのまま床に川の字に寝かせてると2人のヴァイス兵が両手と両足を抑えつけ、別のヴァイス兵が左右から胸の膨らみを揉みほぐした。
「ああっ、んああっ!」
「やあ、はああっ!」
 ホワイト、ブルーの身体が跳ねあがった。
 ヴァイス兵の手は人間かと思いたくなるほど低温で、その無数の手が少女達の柔らかく暖かい肌に触れられる度に小刻みに体を震わせた。
 乳房を揉まれ、乳首をこねくり回され、腹部や剥き出しの太腿や内股を摩られる度に彼女達の口から切ない声が漏れた。
 また別のヴァイス兵が少女達の足を左右に広げるとがら空きになった股間の中央に人差し指を突き立てた。
「あああああああああっ!」
 少女達の体は先ほどの絶頂で敏感になっていた。
 股間からあふれ出る愛液は自分では止める事が出来ず、悲しさに涙を流した。
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