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セイント・イリス ~淫辱の天使達~
第3章 悪魔の宴
 今日も拷問室に少女達の悲鳴が響いた。
「むふぅ……」
「ふぁあ……」
 ブルーとイエローは小刻みに両肩を震わせていた。
 万が一の事を考え口にはボールギャグが嵌められ、上半身を折り曲げられた状態で両手が天井からぶら下がる鎖で繋がれ、両膝を床に着けられると足首を鎖付きベルトで拘束されていた。
 さらにレオタード越しの乳首には分銅付きのワイヤーが縛られ、突き出た下半身は股布をズラされて膣口と肛門にそれぞれ1つづつ極太のバイブがねじ込まれ、クリトリスにはコードレス・バイブが貼り付けられていた。
 その彼女達の背後にいたヴァイス兵達が右手に持った革製の鞭を振り上げた。
『オラアッ!モウ一発ダ』
 ヒュッ!っと言う空気を切る音と共にセイント・イリス達の無防備な背中に叩きつけられた。
 ビシンッ!と言う音が響く度に少女達の背中に激痛が走り、身を仰け反らせるとその可愛らしい顔を歪ませた。
「んふうぅ―――っ!」
 レッドは涙を流しながらポールギャグを噛みしめた。
『苦シイカ?ダガナ、オ前等ニ殺サレタ連中ノ苦シミハコンナモンジャ無インダゼ』
『ソウダ。本来ナラ死刑ニサレル所ヲぎあ様達ノゴ慈悲デ生カシテ貰ッテルンダ。感謝シロヨ!』
『我々ノ為ニ御奉仕出来ル事ヲ光栄ニ思イナ!』
 ヴァイス兵の鞭は情け容赦無く振るわれた。
 全身を小刻みに震わせ、息を整える彼女達をヴァイス兵は休ませる気は無かった。触れるだけでも相当痛むだろう、雪のように白かった背中には無数の真っ赤な蚯蚓腫れが出来ていた。
 だが三角木馬の時と同じ、最初はただ痛いだけの鞭の痛みも受け続ける内に抵抗しながらも感じるようになっていた。
「んぐぅ……ふぅ、ふぅ……」
 ピンクは息を荒くしながら必死で耐えた。
 今はそれしか無かった。
 ここは敵の本拠地、下手に暴れて騒ぎを起こせば再び捕まって今以上の酷い目にあわされるのは目に見えていた。
 彼女達は凌辱に涙を呑み、屈辱に唇を噛み締めなら『必ずチャンスは来る』、『いつかここを脱出する』と想い続けた。
しかし拷問は鞭だけでは無かった。
 鞭で叩いていた後は股間のバイブを上下左右に揺すって股間に刺激を与えた。
「んんんぅ―――――ッ!」
「んふぅうう――――ッ!」
「ふぁああぁ――――ッ!」
 ホワイト・グリーン・パープルの3人は目を見開きながら身体を激しく痙攣させた。
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