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えっちな姉は俺の成長を喜んでいるらしい
第5章 俺の気持ち!!
その濃い味は、今の俺にはとっては興奮を掻き立たせるものなのだ。
さらに姉貴が俺自身をなぶり続ける。
深く加え、舌で先端転がし、何度もなぶる。
「うぐっ……んぅ!!」
俺は呼吸もそこそこに、その快楽を受け続け、また与え続けた。
やがて……。
「あっ……イく……!」
俺は、姉貴の口腔に白濁を流した。
それと同時に、俺の唇や頬がしとどに濡れた。
お互い、そのままの体勢で荒い息を整えた。
それからどれくらい時間が経っただろうか。
「スーツに皺が寄ってしまった」
姉貴は俺の体から退くと、ジャケットやスカートの裾を伸ばした。
俺は首だけをもたげて、その様子を見た。
「さて、風呂に入らなければいけなくなってしまったな」
そして姉貴はリビングを後にした。
(また掃除を押し付けられた……)
俺は未だ熱の解けない頭でぼんやりと考えた。
そして俺の唇や頬、髪までを濡らした愛液をそっと指で掬った。
それはリビングの電灯に照らされてぬらぬらと光っている。
俺は放心した心を引きずって、ぼんやりその光を眺めた。
そういえば姉貴にとって俺は何なのか、結局聞きそびれてしまったな。
ただからかいたいだけなのか、それとも他の理由があるのか……。
いつまで続くのか、しかしそう考える俺は、与えられる快楽に逆らえずにいた。
もしも白黒はっきりさせてしまったら、それらを失ってしまうのではないか。
俺の中には欲望に逆らえぬ腑抜けた心があった。
俺はそれが胸中でモヤモヤし続けるのを感じながら、まずは体と顔を近くにあったティッシュでぬぐった。
そして体を起こして乱れた服を整える。
ふと、俺はリビングの窓にカーテンが開いていることに気がついた。
俺はなんとはなしに窓を覗いた。
いつの間にかすっかり日が暮れており、そんな町中を一台の紺色のセダンがゆっくり走り抜けた。
しまった。
もし今のが見られたら大変だったな。
俺は今更ながら慌ててカーテンを閉めた。
そして後ろを振り返ると、今度は部屋を清めにかかった。


それは、突然彼女の元へと送られてきた。
東堂安奈は何気なく家のポストを開けると、自分宛の手紙があることに気がついた。
彼女は自室に戻ると、差出人不明のその手紙を不審に思いながらも手早く開けた。
(え……?)
彼女の瞳は驚きに見開かれたあと、恐怖にも似た色を浮かべた。
そしてそれを素早く鞄の奥深くに押し込んだ。
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