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妖艶な彼女
第4章 淫魔の目覚め
シャワーを浴び終わった私は、バスローブを着て、佑真をベッドで待っていた。


「お待たせ。」


佑真はドライヤーで乾かした髪を手で掻き上げ、肩に羽織っていたタオルを、ハンガーに掛けた。


佑真の顔はタイプだったから、風呂上がりの姿にキュンとしてしまう。


顔が好みだったから、誘いにも乗ったわけで…。


ぎゅーと、佑真の両腕が後ろから私を抱きしめた。


「ん…。」


手で顔を後ろに向けられ、唇がしっとりとした感触に包まれた。


初めてのキスだった。


キスだけで気分が高潮する。


頭が熱くなって、もっと欲しいと思ってしまう。


何度も角度を変えてキスされ、それはだんだんと深いキスへと変化していった。


佑真の舌が、入ってきて、私の舌に絡めてくる。


「ん…う…ふ…」


部屋に唾液が混ざり合う音が響く。


「みかちゃんってエロいね…。」


長いキスが終わり、呼吸が上手くできなかった私は、大きく息を吸った。


佑真の手がバスローブを分けて、胸元に入っていく。


「!!!」


キスで硬くなった胸の先端に佑真の手が触れた。





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