この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶が舞う時
第12章 絶倫
「おじさん、どうしたの?」

俺はふと、菜摘の声に正気を取り戻す。

目の前には、二枚のトーストとベーコンエッグが盛られたプレート。

俺はまだ一口も手を着けていない。

「いや、何でもないよ。」

美咲が心配そうに覗き込む。

「おじさん、何か疲れてるみたい。大丈夫?」

「おじさんは何時も元気な50代! さあ、食べよう!」

「ねぇおじさん、此処んとこ毎日のアレで疲れてるのよ。」

( その通りだ、菜摘。おじさんは正直、体がキツイ。二人を相手するから )

「そんなことはない。おじさんは疲れを知らない超人だ。」

すると美咲が

「今のおじさんは、疲れた変態!」

「おじさん、しばらく大人しくしてね。これは菜摘の命令!」

「大袈裟な。大丈夫だよ。おじさんは、毎日菜摘と美咲のおっぱいをくわえないと、死んでしまう。」

美咲が

「おじさんの変態、本物ね!」

「美咲ちゃん、冗談は無し。おじさん、しばらくダメよ!」

菜摘は怒った様に俺を睨んだ。




朝食を食べ終え、菜摘と美咲は片付けを始めた。

「美咲ちゃん、今日はクッキー作ろか?」

「本当? 大賛成!」

「おじさんは甘い物好きだから。」


俺はふと、思い立ち

「菜摘、ちょっと病院に行ってくる。」

すると菜摘は突然駆け寄ってきて

「おじさん、やはり具合が悪いの? 大丈夫?」

「ああ、ちょっと疲れかも知れない、心配いらない。」

「菜摘も一緒に行く。」

「大袈裟な。大丈夫だよ。それより、美咲とクッキーを作っておいてくれ。」

「本当?」

「ああ、本当だよ。」



それから俺は一人で街の方へ車を走らせた。

目的のクリニックは街の中心部のロードサイドにある。

駐車場に車を停め、クリニックの玄関に向かった。

ここのクリニックの診療科目は、内科と泌尿器科を標榜しているのを知っていたので、俺にとっては好都合。

受付を終え、周りを見渡すと待合室には一人の患者のみ。

待合室のソファーに座り、スマホでニュースを閲覧していると、

「東条様、診療室へ御越しください。」

俺は看護師が通路に出てるのを確認し、そちらに向かった。

中に入ると、俺と同世代ぐらいの医師が待っていた。

「どうされましたか?」

俺はストーリーを即興で作り、

「実は、家内との夜の生活で…」

医師は黙って聞いている。
/181ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ