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君を好きにならない
第8章 真実


「何を教えてもらったんだ?」


「まだ僕の友達は
付き合ってるままだったから
色々…

忙しくて最後まで
やんないことはよくあるらしくて
そーゆー時
どうしてるのかとか…」


「あぁ、なるほどな」


「今ハマってるって言ってたのが
今やってるやつで

ソファにこうしてると
ちょうどお互いのを
くっつけられるし
お互い手を伸ばせるし
…見えるしいいんだって

例えば
僕が…」


そう言いながら
真琴は
俺の乳首に視線を合わせた


「向井さんの…舐めたりしてても
股間はあたったまんまだし
向井さんも僕も
腰を動かしやすいから
なんか興奮するって」


俺は

思わず
生唾を飲み込んでしまった


それを



やるつもりだったのか?



「い、いいんじゃないか?

あ、いや
いいのかどうかは
分からねーけど」


想像しただけで
興奮する


「でもこんなことやっぱ
気持ち…悪いですよね(苦笑)」


いや、なんも問題ねぇ

むしろ
やってくれ

お前には言ってないけど
俺は男が好きで

しかも今は
お前が好きなんだから



とは
言えず…



「協力してやりたいとは
思ってるが

まず、お前が
嫌なんじゃないのか?

俺に
そんなことすんのは」



猫だし


相手、おっさんだし。


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