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君を好きにならない
第18章 え?マサシじゃねーの?
《Bar slow》


「いらっしゃーい。
久しぶりねぇ〜」


「おぅ…」


あっ…

店に入って
オネェと挨拶を交わすと
ちょうど奥から
Bar チェンジのバイト
確か岸本って名前の男と
マサシが歩いてきた。

どうやら
店を出るみたいだ。


チェンジには何度か店に行ったことがあって
バイトの岸本とは顔見知り。
岸本は俺に気づいたのか
側まで来ると軽く会釈をした。


「向井さんお久しぶりです」

「おぅ、久しぶりだな」


すると岸本は
マサシを振り返り
そのマサシからの言葉を
待っているようだ

岸本が
マサシと俺の関係を
どこまで知っているのか分からず
俺が言葉を詰まらせると
マサシが口を開いた


「コータ、ちょっと先に出てくれないか」


「うん、わかった。
じゃあコンビニで待ってるから
ショーキの好きなだけ話していいよ」


岸本はそう言うと
また俺に頭を下げた


「じゃあまた」


え?

ショーキ?

今、ショーキって言わなかったか?


「司さん、少し…いいですか? 」


そう言ってマサシは
カウンターの席に目をやった


「あぁかまわねーけど
岸本は大丈夫かなのか?」


「はい、大丈夫です。
全部知ってますから」


知ってるなら
尚更大丈夫じゃねーんじゃ…
とも思ったが
俺はマサシに促されるまま
いつもの席に座った
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