この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
青い残り火
第3章 第3章

──やっぱり行きます

──いけない子ね


一馬は念のため、携帯のロゥクを確認した。

「お待たせー」

すっきりした顔で芽衣が戻ってきた。

「じゃあ俺も浴びてくる」

「うん」



笑顔を返したものの、芽衣はさっきのことが頭から離れないままでいた。

みんなあんなエッチなことをしているんだろうか
好きだからこそできるんだ
相手が桃香なら一馬は絶対あんなことしない
私、恥ずかしいのにイってしまった

痛みの残る下腹部に手をあて、芽衣は一馬の熱い口を思い出した。目を閉じて、蠢く舌の感触を思い出した。

じんとそこが熱くなる。立ったままショーツの中に手を入れ、中指で縦になぞると、蜜がとろりと絡み付いてきた。

私……

ぬめった襞を割って擦ると小さな水音が立つ。

「あ……」

机に置かれた鏡に自分の顔が映った。

あ……あ……あぁ………

片足を椅子にのせて開き、指を激しく震わせた。

いけない、いけない
……だめよ……あぁ……

昇りつめてゆく自分の顔が、更なる高みを求めて僅かに歪んだ。その淫らな表情を恥じながらも手は止められず、荒い息遣いと共に愛液を飛び散らせた。

……はぁ、あぁぁっ

芽衣は目覚めた欲望を自らの手で満たした。だがそれは、一馬から与えられたものとは違う物淋しさを心に残した。






/277ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ