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第1章 処女の妄想
 ひょんな事から、と言うより、アキナのおかげで、私はコースケとつきあうことになった。
 アキナがコースケに好きな子はいないのか聞いてくれたのだった。
 気になる子はいる、とのことだった。
 私だった。
 で、両思いということになり、つきあい始めた。
 ファーストキスはアキナの部屋で済ませた。
 高二だから、遅いくらいかも。
「早く処女なんか捨てちゃいなよ」とアキナは言って、部屋を貸してくれるようになった。
 アキナの思惑通り、私たちは出来上がった。
 もちろん、最初から上手くは行かない。
 どこに穴があるのか、それにその穴はこんなでかいモノを入れることができるとは、とても思えなかった。
 最初の何回かの試みは失敗に終わり、次の日に学校で顔を合わすのが恥ずかしかった。
 でも、コースケは不器用ながら指でイカせてくれたし、私も不器用ながら口でコースケをイカせた。
 イッテも口を離さず、小さくなるまでゆるゆると舌を使いながら吸い取るのが良いってネットで読んでたので、その通りにした。
 ただ、飲み込むのは無理だった。
 ティッシュにそっと吐いた。
 初めてそれが入ったとき、まるで股裂きにあったかのような激痛が脳天に突き抜けた。
 しかも中で動く!
 突かれる!
 痛い、痛い、痛い!
 とてもじゃない、こんなことを続けてはいられないと心底思った。
 けれど、ここを乗り越えなきゃ女じゃない!
 私は痛みに耐えて頑張った。
 そして、次第にヨクなってきた。
 猛烈に良くなってきた。
 これに比べればクリのイキ方なんか子供の遊びだと思った。
 体の中からイキまくる!
 最高だと思った。
 その時は…… 
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