この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第9章 本社内はトラブルだらけ



「お前みたいな1社員程度では分からん話だ‥
いや、たかが1社員が首を突っ込む問題でも無い」


「そうでしょうか?
私達1社員は、皇専務達のような重役陣に振り回されます‥派閥争いという上の勝手な争いに‥
普通に夢を持って入社して来る1社員を、そうやって潰すつもりなんですか皇専務??」


もう此処まで来たら、完全に買い言葉‥
こんな押し付けに、引き下がる気なんて無いもの!



「上の勝手な争いか‥
確かに1社員ではそう見えるだろう、だが少なからずも派閥は必要な事‥
ワンマン経営を抑える為の布石という意味もある、ついでに言うが俺は会長は好きでも嫌いでもない」


あれ?


もっと高見で来ると思ったのに、予想外に普通で来た??



(・・・あっ!!)


さっき倉原父が言ってた‥
頭は固いし、筋道が通らなければ相手にもしないって、逆に言えば筋道が通れば、相手の話は聞くっていう事・・



「・・今の経営はワンマンなんですか?、だから派閥が必要だと‥
皇専務は‥会長と対立していると聞いていました・・・」


「ワンマンまではいかん、現会長は姿こそ見せんが、話は聞く‥時々ワンマンに近いがそんなものだろう‥
俺が会長と対立していたのは過去話‥よく知っていたもんだ」


「っっ!!」


あ‥不味い‥
これ、葉山さんからの説明の中の話だ‥
今は確か‥会長派だった筈、つい口が滑った。



「倉原にでも聞いたか?
親子だ、聞く事もあるだろう、だがこんな話を1社員同士で話せば、お前が睨まれる事になる」


「・・すみません・・」


うん、これは皇専務の言い分が正しい‥
こんな事をシステム課で言ったら、大変な事になる。


/755ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ