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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第9章 本社内はトラブルだらけ



「それは理解出来るが、皇は頭が固いのが難点とも言わんか?」


「そうとも言うね‥
ああ‥遠藤が戻って来たようだ‥‥」


遠藤が薬箱を持って戻り、話は一時中断‥
手当ては良いが、叔父の顔はガーゼとカットバンだらけで、私も遠藤も笑いを堪えるのに一苦労。



「まあ‥それで良いよ遠藤‥
後は‥知らないがね」


「・・・確かに‥」


「お前ら絶対、後で笑いのネタにするつもりだろうが‥」


流石朔夜叔父、こういうのは直ぐバレる・・



「問題は‥起きてくれるかね?
・・・美紀・・美紀・・・」


少し揺さぶって、様子を見ていていれば‥‥



「う‥‥
はぁ‥また‥‥‥」


「「また??」」


私と遠藤の疑問の声に、叔父の方は知らん顔‥
なるほど、こうして起こした訳だ。



「美紀、此処でまだ寝ているか、一度会長室に行くか、どちらが良いかい?」


「・・え?
勿論会長室・・って、えぇ!?」


美紀も漸く、自分が置かれている状況を理解出来たらしい‥
慌てて私から離れたが、こればかりは後の祭り。



「心配無い、叔父には全て話した‥
見ない聞かない‥だそうだ」


「・・それって‥‥」


美紀も、少し後ろに居た遠藤も驚き顔‥
どちらも朔夜叔父が、この選択をするとは思わなかった‥そんな顔だ、私的には確信犯だったのだが‥‥



「まあ色々とあるからね」


「・・ちっ‥‥」


朔夜叔父だとて、分かった上での黙認‥
私が会長職と出した時点で、黙認の方を選んだ‥重役陣のパワーバランスが崩れてしまわない為に‥‥



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