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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第9章 本社内はトラブルだらけ



「何時までも此処に居ても帰れない‥
遠藤、皇の動向を暫く見ていてくれ、その間に私達は会長室に上がる」


「はい」


「朔夜叔父は?」


「この顔で皇と鉢合わせしてみろ、何を言われるか分からん‥
俺は素直に引っ込むぞ」


「まあ確かに‥‥」


「・・ごめんなさい、朔夜叔父様・・」


何が起こったのか気付いた美紀は、朔夜叔父に平謝り‥
そういう朔夜叔父も、慌てて言い繕ってと、一応一騒動の収束は見せた。


遠藤を餌に、朔夜叔父を残し私と美紀だけで会長室に移動‥
その間、美紀は一言も語らず、かなり落ち込んでいるらしい・・・



「美紀、此処なら本当に寝ていて構わないよ?」


「・・・・・うん」


仕事は私が代行し、美紀はソファーに座っているが、座っているだけで動きは見せず‥
遠藤の方も、気を使ってか会長室に入って来ない。


朔夜叔父相手に、パニックを起こしてしまった事が、美紀には後悔の対象‥
叔父の方も悪かったというのに‥‥



「・・・
紀永‥朔夜叔父様の事、あれで良かったの?」


「話した事かい?
多分、薄々は気付いてたとは思う‥
だからこそ、はっきりした方が良い、そう思っただけだよ」


「気付いてた‥」


「朔夜叔父は信用出来ないかい?」


それには違うと首を横に振る美紀‥



「紀永が朔夜叔父様を信用しているって分かっているから‥
ただ急に無理やりな事をされて‥‥‥怖いと思ってしまっただけ‥‥」


「・・慌てたのだろう‥
気付いてたかも知れないが、本当かどうか直接確かめたかった、それが行動に出てしまい‥といったところ、美紀が悪い訳では無い」



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