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好きになった人
第8章 夏―2.9
小さな紙袋を持つと、お母さんに車に乗るように促していく


ちょっと、全部積んでよ?


後は、宅配頼んどいた

行くぞ?


つまらない。。。


お母さんっ?

あんなに、買ってきてどうするの?


欲しいから、買ってきただけ。。。


ゆり、わかったから?

宅配頼んどいたけど、本当に欲しいのかは、再度、電話かかってくる

よく、考えろ。。。

お金があれば、好きにしていいわけじゃないだろ?


うるさいっ

茉莉、少しだけ席を外して?


わかった。。。

電話して

カフェにいるね


誠が車を移動して行く


茉莉ちゃんが、席を外す必要ないよ。。。

ゆり、いい加減にしたら?


何よ。。。?

っ。。。

私ばっかり、悪いの?

私だって、幸せな結婚したかったよ

今頃、二人きりで抱き合ってキスしてるわよ?

誠は、いいの?

気にならないの?


いい加減にしろっ?

お前のせいだろ?

旦那に、兄貴の存在をチラチラさせて、嫉妬させたかっただけだろ?

逆に、陸と詩織を、取られた俺の気持ちがわかるのかよっ?


何よ。。。

親子じゃないじゃない

あの二人が愛し合って出来たのが、陸くんでしょう?

バカみたいっ

私だけ、男の子が産めなかったのに、詩織は1度だけで、陸くんを手に入れて。。。

ねぇ。。。?今頃、二人抱き合って、こうして、キスしてるわよ?


え。。。


お母さんが誠に近づいて抱きついていく

目をそらしたが、視界の端にキスしてる二人が見える

誠は、固まっているみたいだ


っ。。。離れろ。。。?


肩を掴んで離していく


つまらない男。。。

誠は、昔はもっと、いい男だったわよ。。。?


誰が、振ったんだった?

もう、二人で会うことはない。。。

帰ろう。。。


気まづい中、車が動いて行く


遅くなったな。。。

お昼も、お母さんの買い物騒ぎで食べ損ない、お腹はすいていた

携帯を見ても、陸からは連絡はなかった

お母さんが、お父さんに電話している

電話を切ると、すごく怒っている


ゆり、どこにいるって?


カラオケして、居酒屋で飲んでるらしいわっ

何よ。。。

やっぱり、楽しそうに過ごしてるじゃない。。。


居酒屋ね。。。?

アイツ、飲み過ぎてなければいいけど。。。

無理だな。。。はあっ。。。
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