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好きになった人
第8章 夏―2.9
6時になると、直樹は帰って行った

寝ていないせいか、すぐに眠りに落ちていった

よく考えてみたら、熱で入院している女を一晩中抱くなんて、とんでもないヤツだ

私の体を心配して、入院させたくせに、心配なんて、本当はしていないのかもしれない。。。

やっぱり、振り回されっぱなしだ。。。

ドキドキさせて、溺れさせて、いなくなる

っ。。。泣きながら手を伸ばしていく

手を伸ばしていくと、温かく握られていく


詩織。。。?

どこか、痛いの?


誠。。。?どうして?


だって、泣いてたよ?


はあっ。。。大丈夫。。。痛くないから

会社は?


まだ、時間あるから?

昼で早退してくるよ。。。


私は、大丈夫だから、仕事行って?

それに、うつるから、離れて。。。?


うつらないから、大丈夫。。。


手をギュッと握ってくる

おでこをさわり、見ている


また、少し熱出てきてる。。。


大丈夫、微熱だから。。。


昼には、退院できるみたいだから、一緒に帰ろう?


1人で帰れるよ。。。?


今日の詩織、変。。。

一緒に帰りたくないの?


だって。。。

仕事の邪魔はしたくない

いつも、病気の時は、1人で何とかしてきたし、大丈夫。。。

蓮。。。は?


もうすぐ、来るって?

学校、午前は授業ないらしいから、午前はここにいるって?


そう。。。

誠は、仕事に行って?

手続きは、蓮にお願いして、1人で、帰れるから


っ。。。


体を起こして、抱きしめられる


だから、前は忙しくて気づかなかったんだよ。。。

今は、気づいたから、側にいる。。。

何年経っても、怒ってる。。。

許してくれないんだ?


違っ。。。う。。。

怒ってない


じゃあ、何?


根にもってる。。。


はあっ。。。わかったよ。。。

ごめんな?

今日は、一緒に帰ろう?


眠い。。。



スースー


寝ていないせいか、すぐに眠りに落ちていく


こんなに、寝ているけど、大丈夫なのかよ。。。?


髪を撫でてくる感じがする


おやすみ。。。

後でな。。。?

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