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第4章 パーティー

「今日のこのパーティーで、途中ダンスを踊る時間があります。

…エミリア王女、僕と一緒に踊って頂けますか？」



ダンス…！


レースと踊れるなんて…夢みたい。



「ええ。喜んで」



私はレースを見つめて微笑んだ。


今日は本当に、楽しい夜になれそうだわ。



「挨拶はここまでとして、皆でパーティーをスタートするとしよう」



レースのお父様がそう言うと、周りの人達が飲み物を手にとる。


私も近くにいたメイドにシャンパンを手渡された。




「人生村王女様の生誕を祝って…乾杯！」



「「かんぱーい！！」」





こうして、人生村と吸世村を合わせたパーティーが始まった。