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第7章 ＊気になること＊

「────いつも、ごめんなさいね。

貴方には辛い思いばかりをさせて…」




「いいえ。…私が好きでやっていることですから」




「…貴方は変わりないの？何かできることがあれば…」




「大丈夫です。


…ですが、ただ一つ」




「何？」




「”覚醒”は、そう遠くはないかと」




「…そう。

やっぱりいつかはくるのね、貴方のように」





「…私達は、吸血鬼ですから────」