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背徳の主
第5章 彩乃
午後11時、ショップの閉店時間になった。

彩乃は何時ものようにショーケースのライトを消し、レジのキャッシュボックスを抱えて出口で照明を消す。

オフィスの中に入りと、キャッシュボックスから明日の釣銭分を除く全て現金を、レシートと共に東城に渡す。

「お疲れ様でした。」

「ああ、お疲れ。」

東城は相変わらずパソコンのモニタ―に集中している。

「お疲れ様でした。」

千夏も「Mid Night 」からキャッシュボックスを持って部屋に入ってきた。

「ああ、お疲れ。」

千夏はキャッシュボックスから現金を出しながら、

「彩乃さん、これから食事して帰りませんか?」

千夏からこんな誘いがあるのは珍しい。

「ごめんなさい、今から用事が有るので、また今度誘って下さい。」

彩乃は金庫の中にキャシュボックスを収納し、手提げバックを抱えて裏口から出た。

千夏はおそらく気づいている。

彩乃が今晩、東城から呼ばれたことを

彩乃は東城が停めている車の横の軽自動車に乗り込み、エンジンを掛けてから東城のマンションに向かった。


約20分位で東城の住むマンションに着いた。

来客用の駐車場に車を停めて、エントランスに向かった。

東城の部屋は15階

エレベーターの認証にキーカードを翳すと、エレベーターのドアが開いた。

15階を入力しカードを翳すと、エレベーターは動き出した。

15階のフロアーに到着し、1511のドアの前で止まる。

ドアにキーカードを翳すと、カチッとロックが外れ中に入った。


東城のマンションは2LDK。

一人住まいとしては結構広い間取り。

二人用の食卓テーブルがあるキッチン

大画面のテレビと豪華なソファーが置かれたリビング

キングサイズのベッドが置かれた寝室

ロックのかかった東城の執務室


彩乃はこの部屋で、数えきれない程東城に抱かれた。

時には、優しく恋人を扱うかのように

時には、容赦なく力ずくで犯されるかのように

彩乃の体は徐々に東城に染まり、いかなる状態でも服従と快楽を与え続けた。

東城にこの体を捧げて尽くしている時、彩乃のは己の存在意義を実感する。


彩乃は何時ものようにバスダブに湯を入れ、脱衣室に2枚のバスタオルと2着のバスローブを置いた。

最後にキッチンでお湯を沸かす。


彩乃は嬉しかった








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