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友達のままがいい
第4章 過去(高校生)…
あれからカレは今まで以上にやさしくなった。
則孝と喋っても何も言わなくなった。
けれど、少し不安な目で遠くから見てる。
それが分かっていても彼は話しかけてくるから相手をする。
だけど、それだけ。それ以上の感情はもたない・・・

いつものようにカレと一緒に帰りいつもの公園で夕方までの少しの時間を過ごす。
帰る10分前になると少し奥の、周りから見えない場所に移動し熱いキスを交わす。
長い長いキスをし私たちは帰りの道に着く。
キス以上のことをカレはしない。
前のことがあったからなのか、少し誘ってみても上手く交わされる。


その日のカレは用事があり先に帰った。
珍しく一人で帰ることになる。
こんな日に限って女友達は塾だと言って誰もいない。
寂しい思いをしながら教室を後にした。

校門を出るところで則孝とばったりと会った。

「一人って珍しいなぁ~・・・たまには一緒に帰るか」

入学当時一緒に帰っていた道を二人で帰る。
いつもカレと帰る道。
違う人と歩くと新鮮な気がする。
2年前には一緒に帰ってたのに・・・と思う。
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