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友達のままがいい
第5章 未来…
追いかけることもできずに呆然と時間が過ぎる。
彼の言葉だけが頭の中にこだまする。
――友達の名から自由にしてやる
意味が分からない。
その意味に気が付くのに少し時間がかかる。
ずっと大切にしてきた友達という位置。
それは私が願って踏みとどまった場所。
そこから解放される…
解放される…
彼は私がいなくなってもいいのだろか?
もう私は用済みなのだろうか??
前みたいに彼の中から私は消えるのだろうか?
その答えが分かるはずもなかった。
ただ分かるのは
『友達でいれば永遠と傍に入れる』
というのは間違えだったということ。
カレの言っていた意味がようやく理解できた。
『判断を間違わないで』
もう間違わない。
彼の言葉だけが頭の中にこだまする。
――友達の名から自由にしてやる
意味が分からない。
その意味に気が付くのに少し時間がかかる。
ずっと大切にしてきた友達という位置。
それは私が願って踏みとどまった場所。
そこから解放される…
解放される…
彼は私がいなくなってもいいのだろか?
もう私は用済みなのだろうか??
前みたいに彼の中から私は消えるのだろうか?
その答えが分かるはずもなかった。
ただ分かるのは
『友達でいれば永遠と傍に入れる』
というのは間違えだったということ。
カレの言っていた意味がようやく理解できた。
『判断を間違わないで』
もう間違わない。