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淳、光と闇
第5章 淳、初仕事
「嘘!!こんなに…」

驚いているところへ優子が入ってきて

「淳ちゃん、そのお金は…?」

「申し訳ありません…
省吾さんに個人的に頂いた物です。」

「え?あの省吾さんが?」

「は、はい…」

「淳ちゃん、お手柄よ?」

「え??」

「省吾さんはね、
良い人なんだけど…
いわゆるけちなの…
だから個人的に御足を頂くなんて…
よほど気に入られたのね?」

「えぇぇ…
私…どうしよう…」

「頂いておきなさい。
それだけ淳ちゃんの
ひたむきさが伝わった証拠よ?」

「そうですか…」

「省吾さんに…
抱かれたの…?」

怖い顔になって優子は淳を覗き込んだ。

「え…そ、それは…」

返答に困った淳。

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