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淳、光と闇
第6章 省吾と孫と誕生日と
そんなある日、
由美からメールが来て
「明後日は旦那様の誕生日なんです。
もし都合がついたら一緒に旦那様の
誕生日を祝って欲しいのですが…」
こんな内容のメールだった。
丁度、その日は淳の公休日で
優子に連絡を取り、
省吾の誕生会出席を許可してもらった。
淳はその日と次の日の仕事の休憩時間に
省吾への手作りのプレゼント作成に精を出した。
プレゼントは…
散歩の時に巻くマフラー。
淳はほぼ徹夜でマフラーを編み上げた。
「気に入ってくれるといいけど…」
それだけが淳の心配の種だ。
省吾の誕生日当日、
淳は朝早くから起きだして
精一杯のおめかしをする。
あの時以来、淳は省吾を
他人とは思えなくなっている。
由美からメールが来て
「明後日は旦那様の誕生日なんです。
もし都合がついたら一緒に旦那様の
誕生日を祝って欲しいのですが…」
こんな内容のメールだった。
丁度、その日は淳の公休日で
優子に連絡を取り、
省吾の誕生会出席を許可してもらった。
淳はその日と次の日の仕事の休憩時間に
省吾への手作りのプレゼント作成に精を出した。
プレゼントは…
散歩の時に巻くマフラー。
淳はほぼ徹夜でマフラーを編み上げた。
「気に入ってくれるといいけど…」
それだけが淳の心配の種だ。
省吾の誕生日当日、
淳は朝早くから起きだして
精一杯のおめかしをする。
あの時以来、淳は省吾を
他人とは思えなくなっている。