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淳、光と闇
第6章 省吾と孫と誕生日と
「旦那様…
ちょっとよろしいですか?」
由美が省吾を呼びに行った。
「ん?由美君、なんだね?」
「あの、ちょっといらしてくださいます?」
「何かね?」
「来れば…わかりますの…」
「ここでは言えないかね?」
「言えません!!」
「そうか…」
省吾はこんな時の由美は
何か企んでいると
黙って由美についてきた。
省吾と由美は20年来の付き合いで
主従の関係をとっくに超えているが
世間でいう嫌らしさはなかった。
そんな気心の合う由美の言う事には
省吾は逆らう事はなかった。
ちょっとよろしいですか?」
由美が省吾を呼びに行った。
「ん?由美君、なんだね?」
「あの、ちょっといらしてくださいます?」
「何かね?」
「来れば…わかりますの…」
「ここでは言えないかね?」
「言えません!!」
「そうか…」
省吾はこんな時の由美は
何か企んでいると
黙って由美についてきた。
省吾と由美は20年来の付き合いで
主従の関係をとっくに超えているが
世間でいう嫌らしさはなかった。
そんな気心の合う由美の言う事には
省吾は逆らう事はなかった。