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淳、光と闇
第6章 省吾と孫と誕生日と
「旦那様…
淳からのお誕生日のお祝いは
これで終わりでございます。
また今日から一年間、
お元気でいらっしゃいますように
淳からお願いでございます。」

「分った…
それも約束しよう。」

「なぁ、淳ちゃん…」

「何でしょう?」

「淳ちゃんは…
本当に良い締まりしているな?」

「いきなり…何を…
だ、旦那様の…馬鹿ぁ!!」

淳は真っ赤になって省吾をポカポカと叩いた。

「ははは…
ごめんな…」

「許しませんよ?
旦那様…」

省吾は淳を抱きしめて優しくいつまでも

淳の頭を撫でていた。

二人はこの時は幸せを感じた。
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