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淳、光と闇
第6章 省吾と孫と誕生日と
「では、旦那様…
また来ますね?」

「淳ちゃん、
またすぐに来てくれるよな?」

「はい、旦那様が
お望みならば淳はすぐにでも来ます。」

「待ってるよ…」

見送る省吾を由美が

「旦那様、良いお誕生日に
なられましたね?」

「由美君、最高の誕生日だったよ。」

「所で旦那様?」

「何だね?」

「まさか…淳ちゃんを…?」

「そ、それはだな…」

「旦那様!!」

「は、はい!!」

「ちょっと…
こちらへいらして下さいます?」

怖い顔で由美は省吾を睨んだ。

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