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淳、光と闇
第6章 省吾と孫と誕生日と
「な、由美君…
あれは…成り行き上で…
ははは…」

「旦那様!!
あれほど…淳ちゃんは駄目と
言っているでしょう!!
抱きたいのなら…
そのお仕事をしている嬢になさいませと
いつも言っているでしょうに!!」

「わ!!由美君!
そんなに…怒るな…
しわが増えるぞ?」

「大きなお世話です!!」

その後、省吾は由美にたっぷりと

油を絞られたのだった。

それは由美は省吾に

決して淳には手を出さぬようにと

きつく言っていたのだ。

淳は商売女ではない。

省吾にとってかけがえのない女性だからと

由美は事あるごとに省吾に言い含めていた。

「由美君、悪かった…
許してくれ…」

「絶対に…許しませんよ!!」

悲鳴を上げる省吾だった。



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