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淳、光と闇
第10章 淳の初恋
着替えをしながら

「確かに抱かれた事は…
彼氏に抱かれた事はない。
他はあるけど…」


待ち合わせ場所に

二人は同時に着いた。

「あ!!」

「あ、淳ちゃん…」

二人は会話が止まってしまい黙って

手だけを繋いで町を歩く。

「お腹すいたね…」

「うん…」

「何か食べようか?」

「私、あれが良い!!」

淳が指差した先には

クレープ屋の屋台があった。

「クレープで良いの?」

「うん…」

「じゃぁ、買ってくるから
待ってて!」

雄二は走り出してクレープを

二つ買ってきてベンチで

仲良く並んで食べた。

「美味しいね。」

「初めて食べたけど
なかなか…」

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